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ゲーム広告ってどんな種類があるの? ~"ゲーム内"と"ゲーム外"広告~

実は、スマートフォンやタブレットでゲームをプレイしている最中に表示される広告には、いくつかの異なる種類があることをご存知でしょうか?「ゲーム中に出てくる広告」と聞くと、多くの人はなんとなく同じようなものをイメージしがちですが、実際には広告の表示方法やタイミングなどに大きな違いがあります。
ゲーム広告は、ゲームの一部としてプレイに溶け込む”ゲーム内広告”と、アプリ外で表示される”ゲーム外広告”の2つに大別されます。たとえば、全画面で突然表示されるインタースティシャル広告や、報酬を得るために任意で視聴するリワード広告などは、ゲームプレイの体験を一時的に中断するため、ユーザーによってはストレスや違和感を覚えることもあります。これがいわゆる”ゲーム外広告”です。
一方で、ゲームの世界観に自然に溶け込む形で設置されているサイネージ広告や、実在のブランドと連携して展開されるコラボ型広告など、ユーザーの没入感を損なわずに表示される「好まれやすい広告(=ゲーム内広告)」も存在します。
ゲームプレイ中に出てくる主な広告は?
本記事では、そうした様々なゲーム広告の形式について、それぞれの特徴、メリット・デメリット、コスト面などを比較しながら、ユーザーから「嫌われやすい広告(ゲーム外広告)」と「好まれやすい広告(ゲーム内広告)」に分けて紹介します。
嫌われやすい広告

・バナー広告
画面の一部に設置される(主に細長い長方形型)の広告で、常に表示され続けているのが特徴です。ゲームだけでなくWEBサイトやアプリなど様々な場面でよく見られます。
メリット:自然と視界に入りやすい。
デメリット:誤タップによるストレスが発生しやすい。ゲームの世界観やUIデザインを損なう可能性がある。
広告費用:CPM(1,000再生あたりの費用) 約200~800円
・インタースティシャル広告
ステージの合間や画面切り替え時などに表示され、画面全体を覆うように表示される広告です。強制的に視聴させる仕様であるため、ユーザーの目には非常に留まりやすい反面、不満が生まれやすい形式でもあります。また視聴後に「×」ボタンなどをユーザーが押下しないと次に進めないことも特徴です。
メリット:高い視認性、訴求力が強い。
デメリット:冒頭数秒間はスキップ不可。ゲームを中断させるため不快感を与えることがある。
広告費用:CPM 約300~1,000円、CPI 約100~400円
・リワード広告
ユーザーが自発的に視聴を選ぶ形式の広告です。視聴後にゲーム内アイテムやボーナスがもらえるため、ユーザーにとって実利があるのが最大のポイントです。ただし、こちらもインタースティシャル広告同様、視聴後にユーザーにアクションを強制します。
メリット:視聴の選択がユーザーに委ねられているためストレスが少ない。視聴完了によるゲーム上のメリットを獲得できる。
デメリット:報酬が得られることだけを目的に、広告を再生しても実際は画面を見ず、スマホを放置してしまうユーザーもいる。
広告費用:CPV(1再生あたりの費用) 約5~20円、CPI(アプリのインストール1件あたりの費用) 約100~300円
好まれやすい広告
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・サイネージ広告(没入型広告)
現実世界にあるような形でゲーム内の世界観に自然に溶け込む形で配置される広告です。例えば、野球ゲームでは、実際の球場のように外野フェンスに広告看板が設置されます。
メリット:ゲームの没入感を損なわず、自然な印象。ユーザーの反発が少ない。
デメリット:広告効果がやや控えめになることも。
広告費用:CPM 約400円
・コラボ型広告
ゲーム内のアイテムや背景、キャラクターの使用する製品として、実在の商品やブランドが自然に登場する広告手法です。たとえば、キャラクターが実際の飲料ブランドの缶を手にしていたり、現実に存在する車やスニーカーを使っていたりするケースがこれにあたります。
メリット:広告がコンテンツに溶け込むため、違和感が少ない。ブランドや商品が、ゲーム体験とともに記憶に残りやすい。ゲームのリアリティや没入感を高める効果も期待できる。
デメリット:露出の仕方によっては「不自然」や「わざとらしい」と感じられる場合がある。ブランドイメージがゲーム内容に影響されるリスクもある(暴力的なゲームなど)。
広告費用:コラボの大きさ次第(数十万~数百万円)

アドバーチャのゲーム内広告がおすすめ!
アドバーチャでは、サイネージ型広告やブランドとのコラボ型広告など、ゲームの世界観に自然に溶け込むゲーム内広告を提供しています。

ユーザーの8割が好意的に受け止める、新たな広告体験
従来のバナー広告や動画広告など、ゲームプレイを遮るタイプの広告は、ユーザーにとってストレスとなりがちです。実際、そうした広告に好意的な反応を示すユーザーは、わずか2割程度にとどまります。一方、アドバーチャが提供する広告は、ゲームやメタバース空間に自然に溶け込む広告であり、ユーザーは広告を「邪魔な存在」としてではなく、ゲームの一部として受け入れるため、実に約8割が好意的に反応しています。
認知拡大に強い ― 高い広告想起率と注目度
一般的なゲーム広告は、クリックやアプリインストールなど短期的な成果(リード獲得やCV)には強い一方で、ブランド認知やイメージ向上(ブランドリフト)には課題があるとされています。アドバーチャの広告は、視認性が高く、ゲーム体験を損なわないため、広告内容がユーザーの記憶に残りやすいのが特長です。
その結果、広告想起率が高く、認知拡大や好感度の向上といった中長期的なマーケティング目標に最適な手段となっています。たとえば、街のビルボードに表示された企業ロゴ、キャラクターが使っている実在ブランドの商品など、「気づいたら覚えていた」という自然なブランド浸透が期待できます。
圧倒的なコストパフォーマンス
実現広告施策を選ぶ際に重要なのが、配信単価と効果のバランスです。アドバーチャでは、CPM/400円という低価格で広告配信が可能です。これは、他の動画広告やリワード広告などと比べても非常にコストパフォーマンスが高い水準であり、ユーザーの高いエンゲージメントと広告想起率を実現できるため、限られた予算でも効率的にブランドの存在感を高めることが可能です。
まとめ
ゲーム内広告には様々な形式があり、それぞれメリット・デメリットが異なります。
ユーザーから嫌われやすい「バナー広告」や「インタースティシャル広告」、そしてユーザーが自発的に選ぶ「リワード広告」がある一方で、ゲームの世界観に自然に溶け込む「サイネージ広告」や「コラボ型広告」はユーザーに好まれやすく、広告効果も高いことが特徴です。 その中で、アドバーチャが提供するサイネージ型やコラボ型のゲーム内広告は、ユーザーの約8割が好意的に受け入れ、認知拡大にも効果的です。さらに、低コストで高い広告想起率を実現することで、効率的なブランドマーケティングを可能にしています。
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WRITTEN BY
水野 征太朗
アドバーチャ株式会社代表取締役CEO | 学生時代からインディーズゲーム開発者として、複数のゲームを開発・リリース。名古屋大学経済学部を卒業後、アビームコンサルティング株式会社にて、メタバース/XR/センサーなど先端技術を用いたソリューションの提案・開発に従事。その後、アマゾンジャパン合同会社にてデータ分析・ツール開発・プロセス改善等を経験。2022年にアドバーチャ株式会社を創業。