- 作成日:
- 更新日:
ゲーム広告の種類7選と効果的な活用法|費用・選び方まで徹底解説

ゲーム広告と一口に言っても、バナーからプロダクトプレイスメントまで形式は7種類あり、向いている目的・業種が大きく異なります。
選択を間違えると「コストをかけたのに認知が上がらない」「インストールは増えたがブランド好感度が下がった」という結果になりかねません。
この記事では、
- ゲーム広告7種類の仕組み・費用・メリット・デメリット
- 目的別・業種別の選び方
- サイネージ広告とPPLがなぜブランドリフトに最適なのか
を体系的に整理します。
ゲーム内広告の基礎(定義・市場規模・費用感)についてはゲーム内広告とは?仕組み・種類・費用を徹底解説をあわせてご覧ください。
ゲーム広告市場の現状
世界のゲーム広告市場は2025年時点で約130億ドル規模に達しており、2030年には250億ドルを超えると予測されています。スマートフォンの普及とゲームプレイ人口の増加を背景に、特にZ世代・α世代へのリーチ手段として広告主からの注目が高まっています。
日本においても、ゲームアプリを利用するZ世代の約80%が毎日プレイしており、平均プレイ時間は1日約100分。テレビCMやSNS広告でリーチしにくい若年層に効率よくアプローチできる媒体として、ゲーム広告の重要性は年々高まっています。
ゲーム広告7種類の全体マップ
ゲーム広告は大きく「プレイを中断する広告」と「ゲームに溶け込む広告」に分類されます。この違いがユーザー反応とブランドリフト効果に直結します。
分類 | 種類 | ユーザー反応 | 主な目的 |
|---|---|---|---|
プレイを中断 | バナー / インタースティシャル / リワード / オーバーレイ | △〜〇(形式次第) | CV・インストール獲得 |
ゲームに溶け込む | サイネージ / プロダクトプレイスメント / プレイアブル / アドバゲーミング | ◎(約8割が好意的) | ブランド認知・好感度向上 |
7種類の詳細解説
① バナー広告
ゲーム画面の上部・下部に常時表示される最もスタンダードな形式です。
費用:CPM 200〜800円
メリット:低コスト・設置が簡単・接触頻度が高い
デメリット:バナーブラインドネスで無視されやすい。誤タップによるUX低下のリスク
向いている業種:リテール・通信・金融(認知維持)
② リワード広告(動画)
動画を最後まで視聴するとゲーム内アイテム・ポイントが得られるオプトイン型。ユーザーが自発的に視聴を選ぶため3形式中最もストレスが少ない。
費用:CPV 5〜20円 / CPI 100〜300円
メリット:視聴完了率が高い(80〜90%超)。能動的視聴によるブランド認知
デメリット:報酬目的の「ながら視聴」が多く実際の注目度は低くなりがち
向いている業種:ゲーム・EC・サブスクリプション(インストール・試用促進)
③ インタースティシャル広告(全画面)
ステージクリアや画面遷移のタイミングで全画面表示。強制視聴のため視認性は高いが、不快感を生みやすい。
費用:CPM 300〜1,000円 / CPI 100〜400円
メリット:視認率・インパクトが高い
デメリット:表示タイミングを誤るとゲーム離脱を引き起こす
向いている業種:ゲーム・アプリ(インストール数の短期最大化)
④ サイネージ広告(ゲーム内看板)
野球ゲームの外野フェンス、レーシングゲームのコース脇看板など、現実の屋外広告をゲーム空間内に再現する形式。ゲーム内広告の代表的手法です。
費用:CPM 約400円
メリット:ゲームの没入感を損なわない。約8割のユーザーが好意的。繰り返し接触でブランドが自然に記憶される。コストパフォーマンスが高い
デメリット:直接的なCVには繋がりにくい。効果はブランドリフト指標で測定する必要がある
向いている業種:自動車・飲料・スポーツ用品・アパレル・FMCG(ブランド認知・若年層リーチ)
⑤ プロダクトプレイスメント(PPL)
ゲームのキャラクターが実在ブランドの商品を使用したり、ゲーム空間をブランド仕様にカスタマイズしたりする手法。映画・ドラマのPPLとコンセプトは同じです。
費用:コラボ規模による(数十万〜数百万円)
メリット:ゲーム体験とともにブランドが記憶される。PR・SNS拡散による二次効果。世界観への高い親和性
デメリット:不自然な露出だとかえってマイナス印象になる。制作・調整に時間がかかる
向いている業種:エンタメ・ファッション・食品・自動車(ブランドイメージの深い訴求)
⑥ プレイアブル広告(インタラクティブ広告)
ゲームのミニ体験版をそのまま広告として配信する形式。ユーザーが実際に操作するため没入感が高く、インストール後の定着率が高い。
費用:CPM 2,000〜8,000円(制作費別)
メリット:体験を通じた深い記憶定着。インストール後の離脱率が低い
デメリット:クリエイティブ制作コストが高い
向いている業種:ゲーム・教育アプリ・フィンテック(体験後のコンバージョン重視)
⑦ アドバゲーミング(ブランドゲーム)
ブランド専用のオリジナルゲームを制作する手法。ユーザーがゲームを楽しみながら自然にブランドと接触します。
費用:制作費ベース(数百万〜数千万円)
メリット:ブランド世界観を深く体験できる。SNS拡散されやすい
デメリット:大規模予算が必要。ゲームとしての完成度が低いと逆効果
向いている業種:FMCG・エンタメ・食品(キャンペーン施策としての話題化)
7種類の比較表
広告種類 | ユーザー反応 | 主なKPI | 費用目安 | ブランドリフト | 向いている業種 |
|---|---|---|---|---|---|
バナー広告 | △ | インプレッション・CTR | CPM 200〜800円 | 低 | リテール・通信・金融 |
リワード広告 | 〇 | 視聴完了率・CPI | CPV 5〜20円 | 中 | ゲーム・EC・サブスク |
インタースティシャル | △ | 視認率・CPI | CPM 300〜1,000円 | 中 | ゲーム・アプリ |
サイネージ広告 | ◎ | 広告想起率・ブランドリフト | CPM 約400円 | 高 | 自動車・飲料・スポーツ用品 |
PPL(コラボ) | ◎ | エンゲージメント・話題化 | 数十万〜数百万円 | 非常に高い | エンタメ・ファッション・食品 |
プレイアブル広告 | ◎ | 体験率・インストール後定着率 | CPM 2,000〜8,000円 | 中〜高 | ゲーム・教育・フィンテック |
アドバゲーミング | ◎ | エンゲージメント・SNS拡散 | 数百万〜数千万円 | 高 | FMCG・エンタメ |
目的・業種別の選び方
目的 | 推奨形式 |
|---|---|
アプリのインストール数を最大化したい | リワード広告 / インタースティシャル |
Z世代・若年層にブランドを認知させたい | サイネージ広告 |
テレビCMを補完・代替したい | サイネージ広告 |
ブランドの世界観を深く体験させたい | PPL / アドバゲーミング |
話題化・PR効果を狙いたい | PPL / アドバゲーミング |
ゲームアプリのインストール後定着率を上げたい | プレイアブル広告 |
サイネージ広告・PPLがブランドリフトに最適な理由
ゲーム広告の中でサイネージ広告とPPLが特に注目される理由は、ユーザー体験を一切妨げずにブランドを届けられる点にあります。
- 長時間視認される:看板・商品はプレイ中に繰り返し視界に入るため、広告効果が蓄積される
- 記憶に残りやすい:テレビCMのように一瞬で終わらず、スキップもされない
- ブランドイメージを損なわない:押しつけ感がないため好意度を下げるリスクが低い
- ジャンルを問わない:レースゲーム・スポーツゲーム・オープンワールドなど多ジャンルで自然に成立する
特に、テレビCMや屋外広告(OOH)と組み合わせることで、若年層へのリーチを補完する施策として効果を発揮します。
Ad-Virtuaのゲーム内広告サービス
Ad-Virtua(アドバーチャ)は、サイネージ型・コラボ型を中心とした国内最大級のゲーム内広告配信サービスです。300以上のゲームタイトルに対応し、累計広告動画再生回数1,000万回超の実績があります。
\国内最大級のゲーム内広告配信サービス/
Ad-Virtua(アドバーチャ)の詳細はこちら
よくある質問
Q. ゲーム広告の中で費用対効果が最も高い形式はどれですか?
A. 目的によって異なります。短期CVを狙うならリワード広告・インタースティシャルが効率的です。ブランド認知・好感度向上(ブランドリフト)が目的なら、CPM約400円で高い広告想起率を実現できるサイネージ広告のコストパフォーマンスが優れています。
Q. Z世代へのリーチに最適なゲーム広告形式はどれですか?
A. Z世代の約80%がゲームをプレイし、平均プレイ時間は1日約100分です。テレビCMやWeb広告でリーチしにくいZ世代には、プレイ中自然に目に入るサイネージ広告が特に有効です。強制表示型よりもゲームの一部として溶け込む広告の方が、ブランドへの好感度も高く維持できます。
Q. 中小企業でもゲーム広告を活用できますか?
A. はい。バナー広告やリワード広告はCPM数百円〜から出稿可能で、小規模テストから始められます。サイネージ広告もプラットフォームによっては比較的リーズナブルな単価で利用できます。大規模なPPLやアドバゲーミングは予算が必要ですが、まずは小規模なゲーム内広告から実績を積む方法が現実的です。
Q. ゲーム広告の効果測定に必要な指標は何ですか?
A. 形式によって異なります。CV目的ならCTR・CPI・ROAS。ブランドリフト目的なら広告想起率・ブランド好感度変化・認知率の変化をブランドリフト調査で測定します。サイネージ広告の場合は特に「視認時間」と「広告想起率」の組み合わせで効果を評価することが推奨されます。
.jpg)
WRITTEN BY
水野 征太朗
アドバーチャ株式会社代表取締役CEO | 学生時代からインディーズゲーム開発者として、複数のゲームを開発・リリース。名古屋大学経済学部を卒業後、アビームコンサルティング株式会社にて、メタバース/XR/センサーなど先端技術を用いたソリューションの提案・開発に従事。その後、アマゾンジャパン合同会社にてデータ分析・ツール開発・プロセス改善等を経験。2022年にアドバーチャ株式会社を創業。




