ゲーム広告の種類は、大きく分けてゲーム外広告(バナー・インタースティシャル・リワード・プレイアブル)と、ゲーム内広告(サイネージ・プロダクトプレイスメント・スキンなど)の2つです。全部で10形式あり、認知を広げたいならゲーム内サイネージ、アプリのインストールを増やしたいならリワード広告やプレイアブル広告というように、目的によって選ぶ形式が変わります。
この記事は、ゲームに広告を出したい企業(広告主)向けの解説です。「広告ゲーム一覧」で検索して、広告がよく表示されるゲームアプリを探している方もいるかもしれません。本記事ではそうしたゲームを紹介するのではなく、ゲームの中に表示される広告の形式を一覧で整理しています。企業が宣伝のために作る「広告ゲーム(アドバゲーム)」そのものについては、広告ゲームとは?仕組み・種類・費用・活用事例で詳しく解説しています。
この記事でわかること:
- ゲーム広告10形式の費用相場・目的・入稿ハードルの一覧比較
- プレイアブル広告の主な種類(ミニゲーム型・選択型など)
- 認知・ブランドリフトを狙う場合と、ユーザー獲得を狙う場合の選び方の違い
- 稟議資料に使えるCPM比較と費用試算の考え方
- 食品・飲料メーカーが最初に検討したい形式
ゲーム広告とは?「広告ゲーム」との違いと2大分類

ゲーム広告とは、スマホゲームや家庭用・PCゲームのプレイ中やその前後に表示される広告のことです。広告とは何かという全体像の中では、デジタル広告の一種であり、なかでも「プレイ中の生活者に届く接点」として位置づけられます。テレビCM・SNS広告・屋外広告なども含めた媒体の全体像を知りたい場合は、先に広告とは?意味・種類・効果・媒体選びを読むと、ゲーム広告を検討する前提をそろえやすくなります。
似た言葉が多いので、ここで違いを整理しておきます。
言葉 | 意味 | この記事の扱い |
|---|---|---|
ゲーム広告 | ゲームの中や周辺に表示される広告全般 | 本記事のテーマ |
ゲーム内広告(インゲーム広告) | ゲーム広告のうち、ゲームの世界の中に溶け込む形式 | 2大分類の一方として解説 |
広告ゲーム(アドバゲーム) | 企業が宣伝のために作るゲーム | 10形式の1つとして解説(詳細は広告ゲームとは) |
「広告が多いゲーム」 | 広告収益で運営される無料ゲームアプリ | 本記事では扱わない |
ゲーム広告は、表示される場所によって大きく2つに分かれます。
分類 | 表示のされ方 | 主な特徴 | 主な形式 |
|---|---|---|---|
ゲーム外広告 | ゲーム画面の上に重なって表示。プレイを中断するものが多い | リーチが大きく、成果報酬型で出稿しやすい。不快感を持たれるリスクがある | バナー、インタースティシャル、リワード、プレイアブル |
ゲーム内広告 | ゲームの世界の看板・アイテム・音声などに組み込まれる | プレイを止めないため好感度が保たれやすく、認知・ブランドリフト向き | サイネージ、PPL、オーディオ、スキン、スポンサーイベント |
米国の業界団体IAB(Interactive Advertising Bureau)は、ゲームの世界に組み込まれた広告を「イントリンシック・インゲーム(Intrinsic In-Game)広告」と呼び、専用の計測ガイドラインを定めています。ゲーム内広告の仕組みや効果をより詳しく知りたい場合は、ゲーム内広告とは?仕組み・種類・効果・費用を徹底解説を参照してください。
ゲーム広告の種類一覧:10形式を比較表で整理
国内で出稿できる主な10形式を、費用・入稿ハードル・目的・ブランドリフトの出やすさで比較しました。
No. | 形式名 | 分類 | 課金方式 | 相場目安 | 入稿ハードル | 主な目的 | ブランドリフトの出やすさ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | バナー広告 | ゲーム外 | CPM | 200〜800円 | 低 | 露出量の拡大 | 低 |
2 | インタースティシャル広告 | ゲーム外 | CPM | 300〜1,000円 | 低〜中 | リーチ・認知 | 中(不快感で下がる場合あり) |
3 | リワード広告(報酬型動画) | ゲーム外(任意視聴) | CPV / CPI | CPV 5〜20円 / CPI 100〜300円 | 低〜中 | アプリ獲得・エンゲージメント | 中 |
4 | プレイアブル広告 | ゲーム外 | CPI | 100〜500円 | 高(専用素材) | アプリ獲得・体験訴求 | 低〜中 |
5 | サイネージ広告(イントリンシック) | ゲーム内 | CPM | 約300〜500円 | 中(動画素材を転用可) | 認知・ブランドリフト | 高 |
6 | プロダクトプレイスメント(PPL) | ゲーム内 | 個別交渉 | 要見積 | 高 | ブランドとゲームの融合 | 高 |
7 | オーディオ広告 | ゲーム内 | CPM | 国内の標準値は未確立 | 中 | 音声でのリーチ | 検証段階 |
8 | スキン広告 | ゲーム内 | 個別交渉 | 要見積 | 高 | ブランド体験 | 高 |
9 | スポンサーイベント | ゲーム内 | 個別交渉 | 要見積 | 高 | 季節施策・話題化 | 中〜高 |
10 | アドバゲーム(広告ゲーム) | ゲームそのもの | 制作費 | 数百万〜数千万円 | 非常に高 | 長期のブランド体験 | 高(遊ばれれば) |
※相場は2026年9月時点の公開情報と一般的な取引水準をもとにした参考値です。実際の単価は媒体・タイトル・時期・ターゲティング条件で変わるため、出稿前に各社の見積もりで確認してください。
課金方式の違いにも注意が必要です。CPM(1,000回表示あたりの費用)の形式は「どれだけ見られたか」に、CPI(1インストールあたりの費用)の形式は「どれだけ獲得できたか」に費用がかかります。認知施策をCPIの媒体で評価したり、獲得施策をCPMで評価したりすると判断を誤りやすくなります。

各形式の特徴と活用シーン

1. バナー広告
ゲーム画面の上部や下部に常に表示される横長の広告です。ゲームアプリで最も普及している基本的な形式です。
- 費用感: CPM 200〜800円。少ない費用で多くの表示回数を確保できる
- 向いている目的: 露出量を増やしたいとき
- 注意点: 画面の端にあるため見過ごされやすい(バナーブラインドネス)。ブランドリフトはほかの形式より出にくい傾向がある
2. インタースティシャル広告
ステージの合間や画面の切り替え時に、画面全体に表示される広告です。必ず目に入るため視認率は高い一方、プレイを中断するので不快感も大きくなりやすい形式です。
- 費用感: CPM 300〜1,000円
- 向いている目的: 短期間で広くリーチしたいとき
- 注意点: 表示頻度が高すぎると「邪魔な広告のブランド」という印象が残る。フリークエンシー(1人あたりの表示回数)の上限設定が欠かせない
3. リワード広告(報酬型動画)
動画を最後まで見るとゲーム内のアイテムやコインがもらえる形式です。ユーザーが自分で視聴を選ぶため、完全視聴率が高く、嫌われにくい広告として定着しています。
- 費用感: CPV 5〜20円 / CPI 100〜300円
- 向いている目的: アプリのインストール獲得、エンゲージメント向上
- 注意点: 報酬を目当てに「ながら視聴」されると、ブランドの記憶が残りにくい場合がある
リワード広告の仕組みとゲーム内サイネージとの違いは、リワード動画広告とは?仕組み・効果・ゲーム内サイネージとの違いで詳しく解説しています。
4. プレイアブル広告
広告の中でゲームを数十秒ほど実際に試遊できる形式です。遊んでから広告主のアプリストアに移動するため、インストール後に継続して遊ぶユーザーを獲得しやすいとされています。
- 費用感: CPI 100〜500円(別途、専用素材の制作費がかかる)
- 向いている目的: ゲームアプリのインストール促進
- 注意点: 操作できる専用素材を作る必要があり、制作の費用と期間がかかる。食品・日用品などの商品認知には基本的に向かない
プレイアブル広告にもいくつかの種類があります。詳しくは次の章で一覧にまとめています。
5. サイネージ広告(イントリンシック広告)
ゲームの3D空間にある看板・モニター・フェンスなどに、ブランドの動画や画像を表示する形式です。現実の街中にある屋外広告を、ゲームの中に置くイメージです。プレイを止めずに自然に目に入るため、IABが定義する「イントリンシック・インゲーム広告」の代表的な形式です。

- 費用感: CPM 約300〜500円
- 向いている目的: ブランド認知、広告想起率の向上、ブランドリフト
- 注意点: プレイ中の自然な接触なので、1回の接触での印象は強くない。複数回見てもらえる配信設計が必要
テレビCMやブランド動画を配信素材に転用できるため、新たにクリエイティブを作らずに始めやすい点も特徴です。仕組みはイントリンシック広告とはで解説しています。
6. プロダクトプレイスメント(PPL)
ゲーム内のアイテム・背景・キャラクターの持ち物などに、実在の商品やロゴを配置する形式です。映画やドラマの劇中に商品が映る手法の、ゲーム版にあたります。
- 費用感: 個別交渉(タイトルの人気や規模で大きく変わる)
- 向いている目的: ブランドとゲームの世界を一体化させたいとき
- 注意点: ゲーム会社との共同作業が必要で、実施までに時間がかかる。アップデートやサービス終了で露出が消えるリスクもある
7. オーディオ広告
ゲームのプレイ中に流れる音声広告です。ラジオCMのような形でゲーム内に組み込まれます。
- 費用感: CPM課金が中心だが、国内ではまだ標準的な相場が確立していない
- 向いている目的: 画面を見ていないときも含めたリーチ、音声でのブランディング
- 注意点: スマホゲームは音を消して遊ばれることが多く、届く割合が下がる場合がある
詳しくはゲーム内音声広告とはを参照してください。
8. スキン広告
キャラクター・武器・乗り物などの見た目(スキン)を、ブランドのデザインに変える形式です。熱心なプレイヤーに強い印象を残せます。
- 費用感: 個別交渉
- 向いている目的: 若年層のファンに向けたブランド体験
- 注意点: ゲームの世界観に合わないブランドは採用されにくい
9. スポンサーイベント
ゲーム内の期間限定イベントやシーズンを、ブランドがスポンサーとして提供する形式です。ゲームとブランドが一緒にキャンペーンを行う形になります。
- 費用感: 個別交渉
- 向いている目的: 季節性のある商品の認知強化、SNSでの話題化
- 注意点: ゲーム側のイベント日程に合わせる必要があり、出稿時期の自由度が低い
10. アドバゲーム(広告ゲーム)
ブランドが自社でゲームを作って配信する形式です。「広告ゲーム」と呼ばれることもあります。遊んでいる時間そのものがブランドとの接触になるため、長い接触時間を作れます。
- 費用感: 制作費が中心で、数百万〜数千万円規模
- 向いている目的: 長期的なファンづくり、キャンペーンの話題化
- 注意点: ゲームとして面白くなければ遊ばれず、費用対効果が大きく下がる。集客のための広告費も別途必要
プレイアブル広告の種類一覧
プレイアブル広告は、試遊のさせ方によっていくつかの種類に分かれます。多くはゲームアプリの広告主が使う形式ですが、構成の違いを知っておくと、制作会社や代理店からの提案を比べやすくなります。

種類 | 内容 | 向いているケース | 制作の手間 |
|---|---|---|---|
ミニゲーム型 | 本編の一部を数十秒遊ばせる | ゲームの面白さが操作で伝わるタイトル | 中〜高 |
選択型(分岐型) | 2〜3択を選ばせて結果を見せる | パズル・物語系など、選ぶ楽しさがあるタイトル | 低〜中 |
チュートリアル型 | 最初の操作をガイド付きで体験させる | 操作に慣れが必要なタイトル | 中 |
動画+プレイアブル型 | 動画を見せた後に試遊させる | 世界観を先に伝えたいタイトル | 高 |
エンドカード型 | 動画広告の最後だけ操作できる画面を入れる | 既存の動画広告を活かしたい場合 | 低 |
プレイアブル広告の設計・費用・事例は、プレイアブル広告の設計と効果|企業向けガイドで詳しく解説しています。
目的別・予算別の選び方

形式を選ぶときは、まず「何を達成したいか」を決め、次に予算で絞り込むと迷いにくくなります。
目的別のおすすめ形式
目的 | おすすめ形式 | 理由 |
|---|---|---|
認知拡大・ブランドリフト | サイネージ広告、PPL、スポンサーイベント | 好感度を保ったまま繰り返し接触でき、想起率が上がりやすい |
アプリのユーザー獲得 | リワード広告、プレイアブル広告 | インストールに直結しやすく、成果報酬で費用を管理しやすい |
露出量の最大化 | バナー広告、インタースティシャル広告 | 低い単価で表示回数を稼げる |
ファンづくり・ブランド体験 | アドバゲーム、スキン広告、PPL | ブランドとゲームが深く結びつく。予算と期間は大きい |
予算別のおすすめ形式
予算規模 | おすすめ形式 | ポイント |
|---|---|---|
30万円前後(1週間) | サイネージ広告、バナー広告、リワード広告 | 少額で試せる。サイネージ広告は既存の動画を転用できる |
100万円〜 | インタースティシャル広告、プレイアブル広告 | プレイアブル広告は素材制作費が別にかかる |
500万円〜 | PPL、スキン広告、スポンサーイベント | ゲーム会社との個別交渉が前提 |
1,000万円以上 | アドバゲーム | 制作期間を含めた長期プロジェクトになる |
各形式の費用の考え方をさらに詳しく比べたい場合は、ゲーム広告の種類と費用・効果・選び方比較をあわせてご覧ください。本記事は形式の一覧と違いの整理、同記事は費用と選び方の判断に重点を置いています。
稟議に使える指標:CPM比較・ブランドリフト・費用試算
ゲーム広告を社内で提案するときは、「なぜこの形式なのか」を数字で説明できるかどうかが通りやすさを左右します。認知目的の形式を選ぶ場合、見るべき指標は次の3つです。

CPMの比較
同じ1,000回表示でも、形式によって費用と「見られ方」が異なります。
形式 | CPM目安 | 見られ方 | 評価のポイント |
|---|---|---|---|
バナー広告 | 200〜800円 | 画面の端で常に表示 | 安いが視認されにくい |
インタースティシャル広告 | 300〜1,000円 | 全画面で強制表示 | 視認は確実だが好感度に注意 |
ゲーム内サイネージ広告 | 約300〜500円 | プレイ中に自然に目に入る | 好感度を保ちながら接触できる |
Ad-Virtuaの公開資料では、ゲーム内サイネージ広告のCPMは約300円で、一般的な動画広告のCPM(約500円)より低い水準とされています。
ブランドリフト
認知目的の施策では、クリック数ではなく「広告を覚えているか(広告想起率)」「好意が上がったか」「買いたい気持ちが上がったか」をアンケート調査で比べるのが一般的です。Ad-Virtuaの公開データでは、ゲーム内サイネージ広告は通常の接触と比べて広告想起率が約1.8倍、注目度が約1.7倍とされています。調査の組み立て方はブランドリフト測定とは?評価指標・手法・費用で解説しています。
費用試算の例
たとえばゲーム内サイネージ広告に1週間30万円を投じ、CPMが300円だった場合、表示回数は約100万回になります(30万円 ÷ 300円 × 1,000回)。Ad-Virtuaの公式サイトでも、30万円/週のプランで「ゲーム内で100万回再生」が目安として示されています。この数字を、同じ予算で他の媒体に出した場合の表示回数と並べると、比較の根拠が作りやすくなります。
購買意向や売上への波及まで含めた考え方は、食品・日用品メーカーのゲーム内広告ROIガイドが参考になります。
食品・飲料メーカーはどの形式から始めるべきか
食品・飲料メーカーの主な目的は、アプリのインストールではなく「商品を覚えてもらい、店頭で選んでもらう」ことです。そのため、10形式のうち最初に検討したいのはゲーム内サイネージ広告です。
検討ポイント | 食品・飲料メーカーの場合 | 合う形式 |
|---|---|---|
目的 | 新商品や定番商品の認知・想起 | サイネージ、スポンサーイベント |
素材 | テレビCMや15秒動画がすでにある | サイネージ(動画を転用可) |
ターゲット | 10〜20代、ファミリー層 | サイネージ、PPL |
予算 | まず小さく試して効果を確かめたい | サイネージ(週単位で出稿可) |
評価方法 | ブランドリフト調査、指名検索数 | サイネージ、PPL |
Ad-Virtuaの公式サイトによると、Z世代の約80%がゲームをプレイしており、1日のプレイ時間は約100分です。テレビを見る時間が短い若年層に届く接点として、テレビCMを補う位置づけで使われることが増えています。
食品・飲料業界での具体的な活用法は、次の記事で詳しく解説しています。
こんな企業におすすめ / おすすめしない企業

こんな企業におすすめ
- 若年層やファミリー層への認知が課題の消費財メーカー:食品・飲料・日用品・外食チェーンなど、テレビCMだけでは若い世代に届きにくくなっている企業
- 広告想起率やブランドリフトをKPIにできる企業:クリック数ではなく、認知や好意の変化で成果を評価できる企業
- テレビCMやSNS広告以外の接点を増やしたい企業:ゲーム内に組み込まれた広告は、Webブラウザの広告ブロック機能の影響を受けにくい
- ゲームアプリを運営している企業:リワード広告やプレイアブル広告でユーザーを獲得したい場合
おすすめしない企業
- クリック数や直接の購入数だけで評価する企業:サイネージやPPLはクリックを目的としない形式が多く、獲得単価で比べると割高に見えやすい
- ゲームをあまり遊ばない層だけを狙う商材:高齢者向けサービスや一部のBtoB商材は、ターゲットとのずれが大きい
- 100万円未満の予算でアドバゲームやPPLを考えている企業:これらは制作費や交渉のハードルが高いため、まずはサイネージ・バナー・リワードから始めるほうが現実的
- 訴求内容を頻繁に変える必要がある企業:PPLやスポンサーイベントはゲーム側の日程に左右され、途中で素材を差し替えにくい
出稿前に確認したい注意点
どの形式を選ぶ場合でも、出稿前に次の点を確認しておくと失敗を防ぎやすくなります。

- 配信されるゲームの内容:暴力的な表現があるタイトルなど、ブランドに合わない場所に出ないよう、配信先を確認・除外できるかをチェックする
- 未成年への配慮:子どもが多く遊ぶタイトルに配信する場合、商材や表現が各種の自主規制に合っているかを確認する
- 表示回数と視認の定義:「表示された」と「実際に見られた」は違う。視認率をどう計測しているかを事前に確認する
- 効果測定の方法:ブランドリフト調査を行うなら、出稿前に調査の設計を決めておく。後から測ろうとしても比較対象が作れない
ゲーム内サイネージ広告が認知施策に選ばれる理由
ゲーム外の広告(バナー・インタースティシャル・リワード)は手軽に出稿できますが、スキップされたり、プレイの邪魔だと感じられたりするリスクがあります。一方、ゲームの看板やモニターに表示するサイネージ広告は、プレイを止めずにブランドのメッセージを届けられる形式として、認知やブランドリフトを目的とする企業に選ばれています。

Ad-Virtuaは国内最大級のゲーム内サイネージ広告のネットワークです。公式サイトと公開資料で、次のデータが示されています。
- 広告掲載できるゲーム:600タイトル以上(2026年4月時点)
- 料金:1週間300,000円〜(ゲーム内で100万回再生が目安)
- 広告好感度:約85%
- 視認率:最大96%
- 広告想起率:通常の接触の約1.8倍
- 注目度:約1.7倍
- CPM:約300円
テレビCMや既存の動画素材をそのまま配信できるため、新しいクリエイティブを作らずに始められます。まずは1週間の小さな出稿で想起率の変化を確かめ、その結果をもとに本格的な予算を検討する進め方が一般的です。
よくある質問
Q1. ゲーム会社ではない企業でもゲーム広告を出せますか?
出せます。リワード広告やプレイアブル広告はゲームアプリの広告主が多い一方、ゲーム内サイネージ広告やPPLは、食品・飲料・日用品・自動車など、ゲームと関係のない業種の企業が多く使っています。自社でゲームを持っている必要はありません。
Q2. 配信先のゲームタイトルは選べますか?
媒体によって異なります。ジャンルや対象年齢で配信先を絞れる媒体、特定のタイトルを除外できる媒体などがあります。ブランドのイメージを守るために、配信先を確認・除外できるかどうかは出稿前に必ず確認しましょう。
Q3. 動画素材はどのくらいの長さが必要ですか?
ゲーム内サイネージ広告では、15秒前後のテレビCMや動画をそのまま使えるケースが多くあります。ただし、プレイ中は音が消えていることもあるため、音声がなくても商品名とロゴが伝わる構成にしておくと効果が出やすくなります。
Q4. 効果が出るまでにどのくらいの期間がかかりますか?
認知目的の場合、1〜2週間の配信でブランドリフト調査を行い、想起率の変化を見るのが一般的です。1回だけの短い配信では接触回数が足りず、差が出にくいことがあります。新商品の発売時期など、目的に合わせて配信期間を決めましょう。
Q5. 複数のゲーム広告を組み合わせることはできますか?
できます。たとえば、ゲーム内サイネージで認知を広げ、キャンペーン期間にスポンサーイベントで話題を作るといった組み合わせがあります。ただし予算が分散すると、どの形式が効いたのかが分かりにくくなるため、最初は1つの形式で効果を確かめてから広げるのがおすすめです。
まとめ
ゲーム広告には10の主な形式があり、目的によって選ぶべきものが変わります。
- 認知・ブランドリフトを重視 → ゲーム内サイネージ広告
- アプリのユーザー獲得を重視 → リワード広告・プレイアブル広告
- 露出量を重視 → バナー広告・インタースティシャル広告
- 深いブランド体験を重視 → PPL・スキン広告・アドバゲーム(予算と期間が大きい)
食品・飲料メーカーのように、若年層への認知と想起を高めたい企業には、既存の動画素材を活かせるゲーム内サイネージ広告から検討するのがおすすめです。
ゲーム広告がほかの広告と比べてどんな役割を持つのかは広告とは?意味・種類・効果・媒体選びで、ゲーム内広告の仕組みはゲーム内広告とは?仕組み・種類・効果・費用を徹底解説で確認できます。SNS広告との違いはゲーム広告とSNS広告を徹底比較をご覧ください。
自社の商材にどの形式が合うか、予算に対してどのくらいの表示回数と想起率の変化が見込めるかを知りたい場合は、Ad-Virtuaにご相談ください。業種や目的に合わせた配信プランと試算をご提案します。


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