ゲームアプリ広告とは、スマホ向けゲームアプリのプレイ画面・遷移・休憩タイミングに配信される広告の総称であり、フォーマット別のCPM相場はおおむね200円〜8,000円のレンジに収まります。本記事は「ゲームアプリ広告」というキーワードで検索する広告主に向けて、費用相場を軸に種類・効果・選び方を一気通貫で整理する記事です。
ゲーム広告全体の俯瞰や好感度・視認率まで含めた仕組みは ゲーム内広告とは(仕組み・費用・効果の完全解説) に集約しているため、本記事ではあえて「アプリ広告フォーマットの費用差」に絞って解説します。そもそも広告全体の俯瞰から整理したい場合は 広告とは?意味・種類・効果・媒体選びをわかりやすく解説 も合わせて確認してください。
ゲームアプリ広告とは|定義とアプリ内広告との違い
「ゲームアプリ広告」と「アプリ内広告(In-App Ads)」はしばしば同じ意味で使われますが、広告主目線では分けて理解した方が予算配分を誤りません。
- アプリ内広告(In-App Ads): スマホアプリ全般(SNS・ニュース・ツール等)の広告枠の総称
- ゲームアプリ広告: アプリ内広告のうち、ゲームアプリのみを配信先とする広告枠の総称
- ゲーム内広告(In-Game Ads): さらにその中で、ゲーム空間内の看板・モニター等に組み込まれる広告(プレイを中断しない)
つまり、ゲームアプリ広告は「アプリ内広告のサブセット」であり、「ゲーム内広告」はさらにその中の特定フォーマットです。

「ゲームアプリ広告」を検討する広告主の典型像
- スマホ若年層・ファミリー層へ動画素材を活用して認知を広げたい食品・飲料・日用品メーカー
- TVCMやSNS広告だけでは届かないライト層の可処分時間を取りに行きたいブランド担当
- アプリ内動画広告のCPMが高騰し、より静かな枠(ゲーム内サイネージ等)を探している運用担当
ゲームアプリ広告の種類と費用相場【2026年版】
ゲームアプリ広告は配信形態によって課金モデルとCPM相場が大きく異なります。主要5フォーマットの相場を比較表にまとめます。
広告フォーマット | 配信タイミング | 課金モデル | CPM相場 | 1週間出稿の目安予算 |
|---|---|---|---|---|
バナー広告 | プレイ画面の上下に常時表示 | CPM/CPC | 200〜800円 | 5万〜30万円 |
インタースティシャル広告 | 画面遷移時の全画面表示 | CPM/CPC | 500〜2,000円 | 20万〜100万円 |
動画リワード広告 | ユーザー任意の動画視聴 | CPM/CPCV | 500〜3,000円 | 30万〜200万円 |
プレイアブル広告 | 体験型のミニゲーム広告 | CPM/CPI | 2,000〜8,000円 | 100万〜500万円 |
ゲーム内サイネージ広告 | ゲーム空間の看板・モニター | CPM/期間固定 | 300〜500円 | 30万円〜(1週間プラン) |
※相場は出稿時期・配信先タイトル・ターゲティング条件で大きく変動します。プレイアブル広告は制作費(30万〜100万円)が別途必要です。
バナー広告(CPM 200〜800円)
ゲームアプリ広告の中で最も歴史が古く、CPMが安いのがバナー広告です。プレイ画面の上下に常時表示されるため視認回数は稼げますが、近年はバナーブラインドネス(広告慣れ)でクリック率が低下傾向にあります。費用を抑えてリーチを取りたい初動テストに向きます。
インタースティシャル広告(CPM 500〜2,000円)
ステージ遷移・ゲーム終了時に画面全体で表示される広告です。視認性は高い一方、プレイの中断要因となるためユーザーの好感度は低めに評価される傾向があります。クリエイティブの質で印象が大きく変わるフォーマットです。
動画リワード広告(CPM 500〜3,000円)
「広告を見るとアイテムがもらえる」とユーザーに動機付けして動画完視聴させる仕組みです。完視聴率が高い一方、アイテム獲得が目的のユーザーが多いためブランド想起への寄与は素材次第。15秒未満の短尺+冒頭3秒のフックが必須です。
プレイアブル広告(CPM 2,000〜8,000円)
体験型のミニゲーム形式広告です。実際に触らせることで関心の高いユーザーを獲得しやすい反面、制作コストが他フォーマットの3〜5倍かかります。同種フォーマットの詳細は プレイアブル広告とは(仕組み・効果・費用) で扱っています。
ゲーム内サイネージ広告(CPM 300〜500円)
ゲーム空間内に設置された看板・モニター・壁面に動画広告を流す仕組みです。プレイを中断せず、世界観に溶け込むため広告好感度が約85%と高く、CPMもインタースティシャルや動画リワードより安価。Ad-Virtuaが提供しているのもこのフォーマットで、累計再生数は8,000万回を突破しています。
ゲームアプリ広告の効果指標と評価のポイント
費用相場だけで判断すると失敗するため、以下の指標もセットで見るのが原則です。
指標 | 何を測るか | 目安 |
|---|---|---|
CPM | 1,000インプレッション獲得コスト | 媒体・形式で200〜8,000円 |
動画完視聴率 | 動画を最後まで見た割合 | ゲーム内サイネージ約96%、SNS40〜70% |
広告想起率 | 広告を見た記憶があるユーザー比率 | ゲーム内サイネージで通常比1.7〜1.8倍の事例 |
ブランドリフト | ブランド好意度・購入意向の変化 | 第三者調査でブランドリフト調査を実施 |
好感度 | 広告に好印象を持ったユーザー比率 | ゲーム内サイネージ約85% |
媒体横断で「効果」を比較する場合、CPMだけで判断せず完視聴率と組み合わせた実質CPMで比較することが重要です。詳細な媒体横断比較は 動画広告とは|種類・媒体別費用と効果比較 を参照してください。
ゲームアプリ広告 vs アプリ内広告 vs SNS広告 vs TVCMの費用効果比較
検討時によく挙がる隣接施策との比較を一覧化します。
施策 | CPM相場 | リーチ層 | プレイ・閲覧体験への干渉 | 動画完視聴率 |
|---|---|---|---|---|
ゲーム内サイネージ広告 | 約300〜500円 | スマホ若年層・ファミリー | 低(中断しない) | 約96% |
動画リワード(アプリ内) | 500〜3,000円 | アプリヘビーユーザー | 中(任意視聴) | 70〜95% |
インタースティシャル(アプリ内) | 500〜2,000円 | スマホ全般 | 高(中断発生) | 30〜50% |
YouTube動画広告 | 500〜1,500円 | 全世代 | 中(スキップ可能) | 40〜60% |
TikTok広告 | 200〜1,000円 | 10〜30代 | 中(スワイプ可能) | 50〜70% |
TVCM | 数百〜数千円(GRP換算) | マス層 | 中(チャンネル切替可) | 把握困難 |
ゲーム内サイネージは「プレイを止めない」「好感度が高い」「完視聴率が非常に高い」という特徴があり、TVCMやSNS動画と性質が異なる補完媒体として位置づけられます。
ゲームアプリ広告の出稿手順と費用対効果を上げるコツ
- 目的を「認知拡大」「想起向上」「アプリインストール(CPI)」のどれかに先に決める
- 目的別に最適なフォーマットを選ぶ(認知=サイネージ/動画、CPI=プレイアブル/リワード)
- テスト出稿予算を100万円以内で設計する(動画リワード・サイネージは静止画素材から始めると制作費を抑えられる)
- 配信後はCPMではなくCPV(完視聴コスト)・ブランドリフトで評価する
- 同時期にSNS広告・TVCM等と並行配信し、媒体間のリフト差分を測定する
こんな企業におすすめ|ゲームアプリ広告が合う条件
- 若年層・ファミリー層への認知拡大に課題を持つ食品・飲料・日用品メーカー
- TVCM・SNS広告以外の補完接点を探している消費財・外食ブランド
- 既に動画素材があり、CPM 300〜500円台の低コストリーチを求めている広告主
- 「広告を嫌われたくない」ブランドセーフティを重視する企業
おすすめしない企業
- ダイレクトな獲得(即CV)のみを目的とする運用型広告中心のマーケター
- 配信先のゲームジャンルやユーザー層を限定したい一部のニッチBtoB商材
- 短期間(3日以内)で効果検証を完結させたい広告主(最低でも2週間〜1か月の配信が推奨)
メタバース広告との違いは?
ゲームアプリ広告は既存のスマホゲームに広告を配信する仕組みで、即時のリーチ獲得に向きます。一方、メタバース広告はバーチャル空間に常設の広告枠を持つため、ブランド体験の没入度や滞在時間が長く、より深いエンゲージメントを狙えます。詳細は メタバース広告とは|仕組み・種類・費用・事例 を参照してください。
ゲーム広告全体像をさらに深く知りたい方へ
本記事は「ゲームアプリ広告の費用」にフォーカスしたため、ゲーム広告クラスター全体の俯瞰は別記事に分かれています。
- ゲーム広告7種類の俯瞰と効果的な活用法: ゲーム広告の種類7選と効果的な活用法
- ゲーム内広告の仕組み・効果・費用の総合解説: ゲーム内広告とは(完全ガイド)
FAQ
Q. ゲームアプリ広告とアプリ内広告は同じものですか?
A. ほぼ同義で使われますが、厳密には「アプリ内広告」がスマホアプリ全般、「ゲームアプリ広告」はそのうちゲームアプリのみを指します。CPM相場や効果特性も、ゲームジャンルに限定すると傾向が変わります。
Q. 最も費用対効果が高いゲームアプリ広告はどれですか?
A. 目的によります。認知拡大ならCPMが安く完視聴率の高いゲーム内サイネージ広告(CPM 300〜500円)、アプリインストール獲得なら動画リワード、深い関心獲得ならプレイアブル広告が選択肢になります。
Q. 最低出稿額はいくらですか?
A. フォーマットによりますが、サイネージ広告はAd-Virtuaの1週間プラン(30万円)が最小単位です。動画リワードは数万円規模からテスト可能ですが、効果検証には20万〜100万円の予算が現実的です。
Q. ブランドセーフティはどう担保しますか?
A. 配信先タイトルを事前に指定する/不適切ジャンル(ギャンブル等)を除外設定する/第三者の計測タグを入れる、の3点が基本です。サイネージ広告はゲーム世界観に組み込まれるためブランド毀損リスクが低い傾向にあります。
Q. 効果測定はどう行いますか?
A. CPM・CPV(完視聴コスト)・CPI(インストール単価)・ブランドリフト調査の4軸で見るのが標準的です。CPMだけで媒体比較すると、完視聴率の低い媒体を過大評価してしまうため注意してください。
まとめ
ゲームアプリ広告は、フォーマット選択次第でCPM 200円〜8,000円と幅広い予算帯で運用できる認知・獲得施策です。費用相場だけで判断せず、完視聴率・好感度・ブランドリフトまで含めて評価することが、ROIを最大化する鍵となります。
ブランド毀損を避けつつ若年層へ低CPMで動画リーチしたいなら、ゲーム内サイネージ広告(CPM約300円・好感度85%・累計再生8,000万回)はAd-Virtuaの得意領域です。出稿を検討する際は、目的(認知 or 獲得)・予算・配信期間を整理してからご相談ください。

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